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相続とは、人が亡くなった時にその所有していた遺産(負の遺産も含む)を子や配偶者になど特定の人に承継させることです。
亡くなられた方を「被相続人」遺産を承継する人を「相続人」といいます。

相続は、被相続人の死亡と同時に開始され、被相続人に属していた一切の財産的権利義務(遺産)が相続人に承継されます。相続人が複数の場合、すべての遺産は相続人全員の共有となり原則他の相続人の協力なくして遺産を処分することはできません。
この場合遺産分割協議と言って相続人全員で相続財産の帰属先を決めることができ、それには相続人全員の承諾が必要となります。

相続には下記のような3種類の方法があります。

◆単純承認
【解説】
被相続人の財産と債務を無条件・無制限で引き継ぐ事をいいます。相続人が別の方法を選択せずに一定期間(熟慮期間)が過ぎると単純承認したものとみなされます。

◆限定承認
【解説】
相続人が遺産を相続する時に相続財産を責任の限度として相続することをいいます。相続財産をもって債務を弁済し財産が残ればそれを相続する事もできます。

◆相続放棄
【解説】
相続人が遺産(預貯金・不動産など)の相続をすべて破棄することをいいます。負債などを含めたすべての遺産の相続を辞退するときなどに使われます。


上記の方法は一部の遺産にすることはできず、すべての遺産について効果が生じます。従って単純承認の場合正の遺産を単純承認して負の遺産を相続放棄するといった方法は採用することができません。
債務整理の方法は幾つかありますが、最良の方法は個々の方によって変わります。